こんにちは、ぷらっとまいるです。
今回は隅田川花火大会に行った際の記録を残そうと思います。コロナ禍の後4年ぶりの開催となったこの年。私は愛知出身のため今回が初めての参加となりました。愛知県でも比較的大きな花火大会がいくつか開催され、毎年観にいくのが小さな頃からの恒例行事だったので久しぶりの花火大会開催の記事を見て本当に嬉しかったです。
さて、花火を観るのは大好きだけど、行くまでの道のりや混雑や場所取りが苦手・・・と観に行くことをためらう方も多いのではないでしょうか。私自身がその通りの人間なので、どうにかして少しでも混雑しない場所で花火を観たいと思い私なりに調べてから行くことにしました。結果的に大混雑を避け、かつ観やすい穴場スポットを見つけたと思いますので、「比較的混雑を回避して少しでも良い場所で隅田川の花火を観たい」という方はぜひ最後までご覧ください。
隅田川花火大会について
「隅田川花火大会」の名称は昭和53年からと意外と新しい名称のようです。その前の名称は「両国の川開き」。昭和36年まで打上場所は両国橋上流で行われていたとのことでした。しかし交通事情の悪化などによって、その翌年からは開催ができなくなってしまったようです。
その後昭和53年に「隅田川花火大会」と名を改め、ビルで囲まれた隅田川で復活しました。ここでようやく隅田川花火大会という名前になったのですね。
歴史
歴史的記録の残るものは両国の花火が最古となっています。江戸時代の享保17年(1732)に大飢饉が発生し、多くの餓死者が出たうえに、疫病まで流行したことで、国勢に多大な被害と影響を与えました。
引用元:隅田川花火大会HP
犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って、幕府(8代将軍吉宗)が催した水神祭に続き享保18年(1733)に両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが「両国の川開き」の由来とされています。
起源は悲惨な疫病によって犠牲になった人々の慰霊のためのものであり、記録に残る限りでは最古の花火大会なのですね。
時はうつり現在。コロナによって中止が続いていましたが、2023年に4年ぶりに開催されました。台東区と墨田区の2区にまたがる2つの会場で、2023年7月29日(土)の19時から第一幕・19時半から第二幕と開始時間をずらして20時半まで開催されます。
観覧場所
今回観に行ったのは、「銅像堀公園」。「隅田川花火大会 穴場」で調べると必ず出てくるスポットです。ほとんどの方が知っているならもはや穴場ではないのでは?と思いながらも、ネットとグーグルマップを駆使しておそらく大丈夫だろうと夫と話しながら、混雑が酷すぎるなら早々に撤退もアリとして臨むことに。4年ぶりに開催されるということもあり想像以上の混雑が予想されるため、見れたらラッキーくらいの気持ちで行くことにしました。
<銅像堀公園>
当日の流れ
当日は昼過ぎまで予定があったので、15時くらいから行動することにしました。
13時頃 神保町にてランチ(丸亀うどん)
15時頃 浅草(本場はどんな感じか視察)
17時頃 銅像堀公園(穴場スポットへ到着、場所探し)
浅草(15時~)
15時頃浅草に到着すると、駅からすでにたくさんの人が…
出口まで行くのに5分くらいはかかったでしょうか。これくらいならまだ耐えられると思いながら地上に出てみると、さらにたくさんの人が…
信号を渡るにも一苦労でした。今年4月の花見の時期にも浅草に来ていますが、その時よりも格段に人が多かったと思います。初心者の浅草での花火鑑賞は難しいだろうということが身をもって分かり良かったです。
せっかく浅草に来たので、気になっていた七味のお店に行くことにしました。
<やげん堀七味唐辛子本舗>
小辛・中辛・大辛とほかにも種類がたくさんあってみるのが楽しかったです。
素敵な七味入れも販売していました。いつか七味入れを買いたいですね。
お店の前のアーケードにもたくさん人が歩いていて、夜はもっと混雑したようでした。
七味を買ってしかいないのに1時間が経ち、このままのんびりしていたら花火鑑賞の人々がどんどん増えて身動きが取れなくなると思い移動することに。人ごみに酔ってしまったので、三越前で途中下車し少し休んでから「押上駅」へ向かいました。
押上駅(17時~)
17時といういい時間になってしまったため、既に多くの人が…それでもまだ流れはスムーズで許容範囲内の混み具合。押上駅は東京スカイツリー駅とも繋がっています。
改札を出ると、A3出口へ進むように案内板を持った駅員の方があちらこちらに立っていて、大きな声でアナウンスもしてくださっているので迷いませんでした。
A3出口を出ると、近くにセブンイレブンがあります。
会場に近づくほどコンビニは混雑していたので、ここで必要なものを購入するか持参してくるのがおススメです。(トイレは使用できませんので駅か会場の仮設トイレなどを利用しましょう!)
押上駅から銅像堀公園までは徒歩15分ほどかかります。
A3出口から出ると人々が同じ方向に歩いて行くので地図を開かなくても目的地までたどり着けました(笑)
観覧場所到着(17時半~)
17時半頃遊歩道へ到着しましたが、予想通り既に人がたくさん!範囲が広いので浅草ほどではありませんが、遊歩道の両脇にシートを敷いて場所取りをしていました。西日が厳しい時間帯になり、日傘を差している人が多かったです。
座る場所を探しながら歩いていると仮設トイレがありました。男性用と女性用が隣同士に設置されているので、気になる方は他の場所へ行った方が良いかもしれません。
なかなか空いている場所がなく、この暑い中遊歩道を往復するのはキツいので帰ろうとしていたところ、橋(おそらく桜橋)の近くの木の下のスペースは比較的空いておりそこで待機することに。座れると思っていなかったので、敷物を持っていなかったのが悔やまれます。。(お尻がとても痛かった)
目の前の橋には浅草方面に進む人の行列ができていました。「橋の上では観覧できません!」と警察の方の声が常に響いていました。本当にお疲れ様です。。
第一部開幕(19時~)
19時になり花火が打ち上がると・・・全く見えない(笑)
遊歩道の方なら歩きながら見えるかも?と思い行ってみたのが最後、橋の下で前にも後ろにも進めない状態に。橋の下は一方通行で立ち止まり禁止のはずですが、花火が上がってしまうとどうしても動きが鈍くなるのが人というもの・・・始まる前に移動しておくんだったと思いました。
じりじりと動きを進め、5分ほどで高架下を抜けると頭上で響く花火の音。遊歩道の脇には木がたくさん植わっているので少し隠れてしまいますが、少しでも見えるならと人々が押し寄せていました。
ここでの観賞はルール違反だし苦しいし暑いしで、木の隙間を通って退散することにしました。もはや道ではありませんでしたが、なんとか遊歩道まで戻ってこられました。遊歩道からは木と高速の間からちょうど花火が見えていました。
人も多いし花火が見える場所が確保できなさそうなので、押上駅方面に向かいながら見える場所を探すことにしました。すると、意外と大きく見える場所を発見。先ほどいた場所から200メートルくらい北上した場所で、高速の上から覗く花火を見ることができました。
むすび
結果からお伝えすると、本当に観に行ってよかったです!と歩き回った疲労が吹っ飛ぶくらい興奮しました。日本に住んでいるなら一度は観ておきたい花火大会ですね。